尿検査に13年引っかかっている話

尿検査に13年引っかかっている話

小学1年の時から今までずっと尿検査で血尿が出ていて、毎回尿検査に引っかかってました。 血尿は尿に血が混じっていることを目でみて判断できる肉眼的血尿って訳ではないですし、貧血とかにもなったことがないので毎回毎回
「あ~~~いつもの~~~~」とそんな感じでした。腎臓病のわけがないと思っていましたし、毎回3次検査までやってると嫌でも慣れます。

しかし、高専1年の時、血尿と蛋白尿が検出されました。 この二つが検出された場合、以下のようなリスクがあるそうです。

  • 慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎症などの腎臓の病気
  • 高血圧による腎障害
  • 膠原病による腎障害 など

マジヤバい

そういったこともあり、腎臓の検査手術をすることになりました。 うつ伏せで手術用のベッドに寝転がり、背中から専用の機材で腎臓に穴を開けて腎臓の一部を採取し、それを検査するというものでした。

手術は難なく終わり、2,3日寝たきりの生活が始まりました。 というのも、腎臓に開けた穴が動いたら広がる恐れがあり、絶対安静だったからです。(因みに動こうとしたら今までに感じたことのないような痛みが走りました)

ここで豆知識なのですが、寝ている状態だと尿というものは全くと言っていいほど出ません。膀胱にたまっているのはわかるものの、本当に出ません。試してみて下さい。

まあ検査のために尿が必要だったので、頑張って捻りだしました。


そこから2日ほど経つと、穴を開けたところが落ち着いてきたのか歩けるようになりました。 しかし、歩いて痛みが再発してもアレなので寝て読書していたところ......

結果が出たと5,6人くらいのお偉いさん達が部屋に来ました。

この時の僕は暢気に「あっ、これドラマとかで見る回診じゃん!」とか考えてました。

腎臓病であれば人工透析をしなければならなくなるというのは事前に聞いていたので、その覚悟を持って話を聞こうとしました。

「今回の検査の結果なのですが............」




ゴクリ............













「腎臓には異常はありませんでした。」









えっ?????え?!?!ええ?!?!?!??え!!??!

いやなんでだよ。そう言いたかったですが、いかにもお偉い感じのお医者さん5,6人が目の前にいると何もいえませんでした。

「あ......そうですか......」という声を振り絞りはしたものの、納得は全くできませんでした。今もしていません。



というわけで皆さんは健康に気を付けてください。



蛇足ですが、蛋白尿が出た理由は前日に新歓があって焼肉を食べたからです。